肉離れ

10代男性 高校生 Gさん のケース

■症状:昨日、陸上の練習中に右ふくらはぎを痛めて走れなくなった
➡4週間後には競技復帰しました
  • 1 ≪1回目≫ 鍼灸コース30分
  • 施術前の状態
    • ふくらはぎ(腓腹筋)の内側の筋肉の痛み、歩くのも痛い
    • 患部の筋肉を動かしたり軽く押すと痛みが出る
    • 患部に腫れや熱感があるが、皮下出血はみられない
  • 施術
    1. 患部に散鍼(鍼先で軽く皮膚を刺激)を行い、腫れや熱を抑える
    2. 熱感や晴れのあるところを避けて鍼を打ち、しばらく置く
    3. 鍼を抜いた後、患部を圧迫するようにテーピング
まだ腫れや痛みがあるので、自宅でアイシングするようお願いしました
  • 2 ≪2回目≫ 鍼灸コース30分 (2日後)
  • 施術前の状態
    • 患部の腫れはだいぶ引いていて、熱は無くなっている
    • まだ動かすと痛い
  • 施術
    1. 患部を上下に挟むように鍼を2ヵ所に打ち、微弱な電流を流して筋肉を刺激し、痛みを取る
    2. その他、筋肉の緊張が強いところや患部に関連するところに鍼を打つ
  • 3 ≪3回目≫ 鍼灸コース30分 (3日後)
  • 施術前の状態
    • 歩く時の痛みは無くなった
    • ジャンプやジョギングなどはまだできない
  • 施術
    1. 前回同様、鍼治療で患部やその周辺の痛み、緊張を緩和させる
その後、日を追うごとに症状が緩和していき、ジョギングや筋力トレーニングも徐々に再開していきました。4週間後には競技復帰しておりますが、再発防止やコンディション調整も兼ねて定期的にご来院いただいております